16日に行われたナビスコカップグループリーグ第3節・浦和戦では、3-4と敗戦を喫したものの、徳島にとっては今季初の先制点・複数得点を挙げる結果を残した。その先制点を挙げたのが、今季から徳島に加入した阪南大卒の窪田良。ピッチ上ではルーキーとは思えないほど、しっかりと声を出せる選手だ。
浦和戦の先制点は「練習どおりのサインプレーでした」と窪田。「感情が表に出ちゃうタイプなんです」という言葉どおり、得点後の表情は見ている側までうれしくなるほど素晴らしかった。
プロ初ゴールについては「素直にうれしかった」と話したが、リーグ戦で勝ち点がない中で「出場機会が少ない選手も結果を出せば、チームの流れを変えられたと思うので悔しい」と、自身の初ゴールよりも、チームが勝利できなかったことを悔やんでいた。窪田のさらなる活躍に期待したい。
(徳島担当 柏原敏)
2014/04/18 09:00