仙台に今季加入した八反田康平は、3月19日のナビスコカップグループリーグ第1節・清水戦(0●4)で、加入後公式戦初出場。第11節・徳島戦(1○0)からは2試合連続で途中出場を果たしている。パスの出し手としても受け手としても能力が高い八反田だが、守備面も評価されて出場機会を増やすようになった。
「ボランチでもできるように準備はしているが、サイドでの守備も手ごたえを得て、あのポジションでも勝負できるようになった」という八反田は、ここ2試合では1点をリードする僅差の展開でサイドMFに投入された。
「状況を考えながら、落ち着いてピッチに入ることができたし、自分が入ってからの失点もゼロに抑えることができた」と八反田。「ナベさん(渡邉晋監督)にはコーチのときから攻守の切り替えでの課題を指摘されてきたし、自分でもそこが一番の課題だと思っている。特にそこを改善したい」という背番号20は、さらに出場機会をつかみ、チームへ貢献することを目指す。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/05/08 23:19