石丸清隆監督と今節の対戦相手・磐田の松井大輔は、かつての京都でのチームメート。01年~04年までの4シーズンにわたってともにプレーした良く知る仲だ。
当時、石丸監督はキャプテンも務めるチームリーダー的存在で、一方、松井は将来を嘱望される日の出の勢いの若手選手だった。石丸監督は当時を「自己満なプレーが多かった。球離れが悪く、(ボールを)出せばいいのに出さない。それもあってピム・ファーベーク(当時の京都監督)にちょっと干されていた。それでも彼はそのスタイルは変えなかったけどね」と振り返る。
経験を積み重ね、円熟味を増した現在のプレーについては、「周りを使えるようなシンプルなプレーも覚えているし、やっぱりイヤな選手。攻撃のスイッチの入れどころも彼が握っている」と、攻撃面でのカギを握る存在であると警戒する。
今節はお互いの立場を変えての対戦となるが、「一緒にピッチに立ちたいんだけどな(笑)。いまだったら止められそうな気がするんだけど」と意味深な笑みを浮かべた。
(愛媛担当 松本隆志)
2014/05/05 21:11