太田徹郎は、レアンドロの負傷離脱の影響もあり、第8節の横浜FM戦(0△0)で初めて途中出場すると、以降は2試合続けて先発出場。チームも同時に連勝している。
初先発を飾った浦和戦のあとには、チャンスを決められなかったこともあり、「70点くらい」と自分を評価。「最後のところの集中力がないなというのは、痛感した。本当に最後のところだけなので、技術とかより、気持ちの問題だと思う。いかにリラックスできるか」と反省の弁も述べている。
それでも、相手ディフェンスの間の狭いスペースに顔を出し、そこからボールを散らすプレーは、攻撃にリズムを与えていた。前線でコンビを組む田中順也も「本当にスキ間でもらうのがうまい。基本技術がしっかりとしていて、頼もしい」と言い、連係に手ごたえを感じている様子である。組み立てに参加するだけでなく、ゴール前にも顔を出せているだけに欲しいのは結果。あと一歩のところまでは、迫れている。
(柏担当 石原 遼一)
2014/05/01 10:58