前節・札幌戦(0△0)に途中出場を果たしたのは、今季途中から東京Vに加入した永井秀樹。「7年ぶりで考え深いものがある」と、やはり愛するヴェルディでの試合出場は、格別なモノだったに違いない。
加入直後「国立でやるラモス監督率いる岐阜戦(第11節)までには試合に出場できるコンディションにしたい」とコメントしていたとおり、今節の岐阜戦にコンディションを間に合わせ準備万端だ。
「尊敬するラモス監督の考えはよく分かる。『ヴェルディだけには負けるな』と絶対に言っている。ラモス監督の前でヴェルディのユニホームを着てできるのはとても幸せだと思う。勝ちに行く。もし出場したら自分のアピールではなく、チームのために何がプラスになるのかを考えたい」。永井はチームの勝利のために奮闘する覚悟だ。
東京Vにとって、現在の国立で最後の試合となる岐阜戦。尊敬するラモス監督の前でゴールを決める永井が見られるか。
(東京V担当 柴原貴彦)
2014/04/30 20:14