G大阪に所属し、17歳にして飛び級でトップチームに昇格を果たしている井手口陽介だが、鳥栖にはその井手口とつながりを持った選手がいる。それが坂井達弥だ。というのも井手口の兄である井手口正昭(現・横浜FC香港)と、坂井は東福岡高の先輩、後輩の間柄で、2学年違いの二人はともにプレーしている。
そんな関係から「うまい弟がいるというのは聞いたことがある。なので、知っている」と、井手口の存在については認識している様子だった。マイペースで若干、天然なところがある坂井だけに「『お前の兄ちゃん知ってるよ』と声をかけようかな」と笑っていたが、16日のナビスコカップグループリーグ第3節・G大阪戦では先発が濃厚。CB陣に負傷者が相次いでいるため、坂井にとってはチャンスである。そして、先発出場に意欲を見せる坂井は「頑張ります!」と最後は力強く話を締めた。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2014/04/14 18:44