Jリーグアンダー22選抜に初招集され、J3・福島ユナイテッド戦で公式戦初先発、そして、初のフル出場を経験した平秀斗がチームに再合流した。
試合が福島での開催だったために、鳥栖からの移動も福岡空港から羽田空港へ。さらに新幹線で移動と、福島に到着したのは21時過ぎ。帰りも仙台空港まで移動しての空路と疲労困ぱいながら「良い経験」と笑顔で話した。
今回の試合については「90分出させてもらったけど、シュートにしても、裏への抜け出しにしても、自分の持ち味を出せる場面は少なかった」とやや苦々しそうに振り返っている。
しかし、同年代の選手たちと時間を共有したことで「みんな、試合に出られていなくて自分と似たような状況だったけど、要求するレベルも高かったし、意識も高くて学ばせてもらったことは多かった」と刺激も受けた様子だった。
囲み取材の際、通りかかった丹羽竜平から「『(シュートを)1本も打てなかったし、何もできませんでした』って言えよ」と、先輩からキツい一言でイジられたが、今回の経験を糧にさらなる成長に期待したい。
(鳥栖担当 杉山文宣)
2014/04/14 19:02