3日に発表された日本代表候補トレーニングキャンプのメンバーに選出された今井智基。一夜明けた4日も報道陣の数は普段の倍ほどと注目度は高かったが、神戸戦に向けては「これまでどおり、良い準備をして臨みたい」としっかりと地に足を付けている。
神戸は得点ランキングトップタイのペドロ・ジュニオールをはじめ、強烈な個を持つ選手がそろっているが、今井は「手強いと言えば手強いけど、(アピールする)チャンスと言えばチャンスなので、抑えられれば」と強気に構える。今季はすでに川崎Fのレナトとも対等以上に張り合った今井だけに、強力アタッカーの完封は現実的なノルマだ。
日本代表で一緒にプレーしたい選手として中央大の大先輩・中村憲剛の名前を挙げた今井。そのためには継続的に代表に呼ばれることが第一条件。Jでの活躍が継続的な代表選出につながっていく。まずは神戸戦で“代表候補”としてその名に恥じない活躍を期待したい。
(大宮担当 片村光博)
2014/04/05 09:15