リーグ戦は16位と低迷している清水だが、ナビスコカップAグループでは現在暫定ながら首位に立っている。これからのリーグ戦に向けても、このナビスコカップを有効活用して調子を取り戻したいところだ。
今回の相手G大阪は、前清水の監督である長谷川健太監督が率いるチームで、アフシン・ゴトビ監督とは初めての対戦となる。ゴトビ監督は長谷川監督について「ブラジル人の選手と多くプレーしていたので、考え方がブラジル的なのかもしれない」と分析。ただ試合では、「4-4-2の形を採用し、サイドの選手が中に入ってゲームメークする。そしてSBが高い位置を取る。守備ではボールより後ろに人数をかけ、非常に保守的なサッカーをする。ブラジルと日本の組み合わせになっているかもしれない」と考えている。
G大阪戦へ向けて、清水のやろうとしていることはただ一つ。「いつものように見ている人が楽しいサッカー」(ゴトビ監督)をするだけだ。
(清水担当 田中芳樹)
2014/04/01 21:35