今季からFC東京に加入したMF武藤嘉紀。FC東京U-18出身で、その後は慶応大でプレーしてきた。今年で4年生となるが、一年前倒しで大学サッカー界からプロの世界へと籍を移したことでも知られている。
そんな武藤だが、ルーキー1年目ながら開幕戦先発を果たし、リーグ第3節まで連続して先発でプレー。前節は残念ながらベンチスタートとなったが、すでにチームの攻撃陣において存在感を発揮している。
試合には慶応大の同級生や後輩も観戦に来ているようで、仲間の期待も一心に背負う。
ただ、ここまで多くのチャンスに絡みながらも無得点が続いていることに対しては「みんな『何であそこ外したの?』とか『もっとできるっしょ!?』みたいに言ってくるんです。そろそろ応えないとマズイですね…」と、仲間からの叱咤も受けている様子。
FC東京サポーターのみならず、慶応ボーイたちの声に応えるためにも、一日も早く初ゴールが欲しい。
(FC東京担当 西川結城)
2014/03/27 22:28