27日の練習後、巻誠一郎に嬉しい来客があった。
聞けば、仙台から夜行バスを乗り継いで丸2日かけて会いに来たという19歳の男性ファン。巻が千葉在籍時代の2010年にも一度、仙台から会いに来てくれたことがあったそうで、当時中学生だったその男性は、巻のプレーを見てサッカーを始めたのだという。
「最初にサインしたのがちょうど2010年の今日(3月27日)だったんです。どうして思い出したかって言うと、その時に書いた色紙に入れた日付を間違っていて(笑)。それをわざわざ持って来てくれてたから思い出したんです。せっかく遠い所から会いに来てくれて、今日の夜のバスでまた帰るって言うから、じゃあ何かあげるよってことで、スパイクにサインを入れてプレゼントしました(笑)。本当、ありがたいです」
今週末は古巣である千葉との対戦。まだまだ元気にプレーしているところを、千葉時代にお世話になった人たちに見せたいと意気込んでいる。
(熊本担当 井芹貴志)
2014/03/27 22:24