今季開幕から右SBのポジションを任されているのは期待のルーキー安西幸輝。開幕戦の松本戦では、Jリーグ初出場ながら相手DFの裏に抜けるなど、積極的な攻撃参加で会場を湧かせた。しかしながら、「サッカー人生で初めて1本もクロスを上げられなかった。ショックです」と、本人にとっては悔しいデビュー戦となった。
そして迎えた公式戦2試合目となる前節・群馬戦。「監督からはいつもどおりやれば大丈夫と言われ、開幕戦よりもスムーズに入れた」。試合開始直後から安西は積極的に攻撃参加を繰り返し、1対1の場面では「ドリブルが好き」という言葉どおりに積極的に勝負に出た。
次の相手はJ1昇格プレーオフ出場の常連である千葉。安西がマッチアップする相手はU-22代表山中亮輔になるだろう。勝敗の行方も気になるが、サイドでの高いレベルの攻防も楽しみだ。
(東京V担当 柴原貴彦)
2014/03/12 16:46