6日に練習に合流したGKヴコヴィッチは、今週末にも正式な選手登録が完了する見込み。仙台はGK4人体制で今季を戦うことになり、一つしかないGKのポジション争いは激化した。
その中で開幕2戦のゴールマウスを守っているのが、関憲太郎だ。俊敏性などを武器に、今節・G大阪戦も正GKとしてチームに貢献することを目指す。
J1で2試合を経験した関は「前後がコンパクトな距離感を重視している中で、特にセカンドボールの奪い合いになったときの距離感に注意している」と周囲に気を配る。彼は守備範囲が広いGKだが、「周りを動かすことも含め、連係したポジション取りをもっと高めたい」と自らの課題を認識している。
修正のためにはコミュニケーションを重視しているとのことで、声が通りにくいスタジアムであっても、試合中にプレーが切れたときには「その時間も無駄にしないように、声をかけられる味方と少しでも確認し合いたい」と心がけている。
(仙台担当 板垣晴朗)
2014/03/12 20:40