18日に引き続き19日のゲーム形式の練習でも、前線は渡邉千真と平山相太が併用されていた。天皇杯4回戦では得点を記録した渡邉も、リーグ戦に関して言えば8月31日広島戦を境に無得点。これまでランコ・ポポヴィッチ監督は常に渡邉を先発起用してきたが、平山の出場時間が長くなることも十分にあり得るだろう。「コンディションが上がってきている」と平山も自身の充実度を口にした。
天皇杯準々決勝・仙台戦に向けて「(アウェイでは)勝っていない印象はあるけれど、トーナメントですしそうも言っていられない。イヤなイメージを取り払って、自分たちが良いイメージを持っていきたい」と平山が話していると、ポポヴィッチ監督が近づき、彼の肩に手をかけて“平山チャント”を熱唱。ニヤリとした平山は「監督の言う勝者のメンタリティーは2年間で染み付いている。それを結果として表すのが自分たちの役目です」と付け加えた。
(FC東京担当 田中直希)
2013/12/19 21:29