「天皇杯に残っていれば、もっといい試合ができたかもしれない。ここでシーズンが終わってしまうのがもったいない」。
柳下監督がそう話すほど、夏以降の新潟は素晴らしい戦いを見せ続けている。ここまでリーグ後半戦だけなら首位。J1でのクラブ連勝記録、ホーム戦同連勝記録も更新中だ。
ゲームキャプテン三門雄大も「先制されても逆転できるようになったし、劣勢な時間帯があっても短くして、新潟のリズムに修正できている。チームも個人個人も成長を感じられる1年だった」と充実感を語っている。
第31節・大分戦以降、ボランチから右SBにポジションを変えて出場しているが、ボールを奪っては前に飛び出し、相手を脅かしている。右SHの田中亜土夢との連携も絶好調だ。
「最終節は、まず勝てるようにプレーしたい。左には(キム・)ジンスもいるし、今節・名古屋戦ではいやらしいクロスを両サイドから上げ続けたい」。
ホームでの最終戦、築き上げた新潟のサッカーをぶつけて、勝利するだけだ。
新潟の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(新潟担当 野本桂子)
2013/12/05 07:30