「個人的に結果を残せていないので、多くは話せません…」。責任を感じているからこそ、口が重くなった。
先月30日の第33節・大宮戦で1トップを務めたのは金園英学。関塚隆監督に「このところ好調だった」と評価され、2試合ぶりに先発出場したが、無得点。シュートは前半の1本にとどまり、試合後は「応援してくださる方々に申し訳ない」と表情を曇らせた。
4日のミニゲームでは主力組のFWを務め、がむしゃらに動き回った。「とにかくゴールを決めきらないと」。7日のホーム・大分戦は今季最終戦。人一倍明るく、チームのムードーメーカー的存在だが、この日ばかりは短い言葉に力を込めた。今季ゴールネットを揺らせるチャンスはあと1試合。結果を残し、チームに9試合ぶりの勝利をもたらす。
磐田の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(磐田担当 南間健治)
2013/12/05 07:00