京都にとって、リーグでの長崎戦は2戦2勝。第15節のアウェイゲームは1-0、第35節のホームゲームは2-0と計3ゴールを奪っているが、その全てをアシストしているのが福村貴幸だ。
第15節は前半に右サイドのFKからオウンゴールを誘発。第35節も同じく前半に右サイドのFKからバヤリッツァの先制点をアシストし、後半には左サイドを攻め上がってクロスをあげて駒井善成の追加点につなげている。
長崎との相性の良さについて、「たまたまでしょ(笑)」と福村は謙遜するが、セットプレーの重要性は昨年のプレーオフ準決勝・大分戦で身をもって経験済み。3度目の対戦でも福村の左足には期待がかかる。
「先制点は大事になる。もし取れれば僕らはだいぶ有利になるし、向こうは攻めないといけなくなる」という言葉を現実のものにしたいところだ。
成長著しい左SBは「どちらがどれだけ前から行けるのか。僕らやサポーターを含めた京都に関わる人にとって負けられない試合」と静かに闘志を燃やす。
京都の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/11/30 18:08