20日の天皇杯4回戦・札幌戦(1-0)で、120分間アグレッシブにプレーし続けた土屋征夫(写真右)。「最後まで出し切る」という信念を持つ土屋らしく、3バックの一角から何度もオーバーラップ。勝利への執念を見せ続けた。39歳ながら全力で120分間をプレーできる秘訣は、その闘争心によるところも大きいだろう。ただ、佐藤秀樹副務がこっそりと教えてくれた。「あれはウナギです」と。
今季、甲府に単身赴任して「嫁さんをはじめ、家族の重要性が高いと一番感じた」と語る土屋は、自ずと外食する回数も増えているという。試合2日前の18日、土屋は佐藤副務を誘い、食事に出かけた。試合前の景気付けに食したのは、「3,000円くらいする、うな重」で、これをペロリとたいらげた。「あのウナギパワーがあったから、120分走り切れたんだと思う」。佐藤副務は確信を持った表情で言い切っていた。ちなみに、うなぎを食べたあとに土屋は別の店で一切れのカツサンドも口にしたそうだ。(田中 直希)
甲府の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(BLOGOLA編集部)
2013/11/22 18:50