仙台は29日にアウェイでの清水戦を迎えます。清水との対戦成績やアウスタで未勝利の話は EL GOLAZO 1211号のプレビューをご覧ください。
同記事にもありますように、アフシン・ゴトビ体制下の清水から4戦目にして初めてゴールすることが、この試合の勝負のカギとなります。そのなかでは赤嶺真吾選手とウイルソン選手をクローズアップしましたが、FW陣では前節・神戸戦で終盤の出場ながら「短い時間でしたけれど、攻撃をパワーアップさせて決勝点をもたらしてくれた」という評価を手倉森監督から受けた中原貴之選手と武藤雄樹選手にも注目です。
アウスタで2010年に得点した経験のある中原選手は勿論、今季リーグ戦初得点を狙う武藤選手もシュート練習で好調なところを見せていました。二人とも第10節で清水と対戦した際には、1点を追う展開の切り札として投入されながら悔しい思いをしました。今度のアウェイ戦で、ホームのぶんもチームに勢いを生む働きとゴールが期待されます。
武藤選手は「今、けが人も出ているなかでどれだけチームに貢献できるかが自分にとっては大切なこと。自分のような選手が途中からでもしっかり結果を出すことができれば、チームに勢いをもたらすことができます。僕は今から得点王を取ることはできないけれども(笑)、チームのために貢献することは可能だし、その助けになりたい」と意気込んでいます。アウェイ清水戦初勝利に向けて、仙台の選手たちは攻めの姿勢でこの試合に臨みます。
(仙台担当 板垣晴朗)
2012/09/29 10:53