Jリーグの選手・監督がプレミアリーグを語る連載企画『俺のプレミア』を本紙エル・ゴラッソより転載。今週は、鳥栖・播戸竜二選手編をお送りする──
今季からマンチェスターUを率いるモイーズ。ここまでは苦戦が続いている
——プレミアリーグはご覧になっていますか?
「プレミア、見るねぇ。いまは特に監督が新しく変わったところが気になる。モイーズがマンチェスター・ユナイテッドであのファーガソンの後にどれだけやるのかとか、ペジェグリーニがプレミアに初めて来てマンチェスター・シティというビッグクラブでどういうチームを作っていくのかとか。モウリーニョもさすがに良い感じでチームを作ってきているね」
——C大阪時代、一緒にプレーした香川真司選手がいるマンチェスターUの現状はどう見ますか?
「シンジと一緒にプレーしたから使ったほうがいいって言うわけじゃないし、シンジが日本人やから使ったほうがいいって言うわけじゃなくて、あの戦い方をしている間はちょっときついんちゃうかなというのは感じる。マンチェスターUはいま、結構、ストレートな戦い方になってきていると思うんですよね。バレンシアとヤングで縦の速さばっかりになってきている。ファンペルシーやルーニーがいればある程度、中央で攻撃を作れるけれど、彼らがいなかったらボールが全然、収まらない。ホンマにソリッドというか、バシッと行って終わりみたいな感じ。あれじゃ、きついと思う。もうちょっとボールをキープして、パス交換してからじゃないとギャップが生まれないから、相手のDFは守りやすいんじゃないかな」
(エル・ゴラッソ本紙10/4・5号より)
(BLOGOLA編集部)
2013/10/04 14:11