「あれくらい普通ですよ。それよりも、味方のみんなが体を張って守ってくれたことのほうが助かった」と話してくれたのは守護神の武田博行。
前節の山形戦でも、見事な反射神経で神懸かり的なセーブを連発し、勝利に導いてくれた隠れたヒーローだ。
8月と9月の9試合で喫した失点は「9」。そのうち4試合は無失点と、北九州の堅守が光るが「最後までみんなが粘り強く守っているので、今は簡単にやられる気がしない。それが最後に、6つの勝利につながったと思っている」と、誇らしげに語ってくれた。
次は、前回対戦の第8節で1−2で敗れた福岡とのダービー。「福岡の前線には、力のある良い選手がそろっているので、一瞬たりとも油断してはいけない。今まで以上に、高い集中力を意識して挑みたい」。
武田が活躍するような場面が少ないことが望ましいが、たとえピンチが訪れても、武田が救ってくれるだろう。
北九州の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(北九州担当 坂本真)
2013/10/02 17:56