■大迫 勇也(FW/鹿島アントラーズ)
「点を取れたことに関しては、とにかく周りに感謝です」
8月に開催された6試合すべてにフル出場し、6得点の活躍。第21節~第24節は4試合連続で得点した。特に第22節の横浜FM戦は、前半に先制されるも、後半に2得点を挙げ、チームのホーム4連勝に貢献した。
――8月のJリーグ月間MVPを受賞について。
「周りに感謝ですね。FWは特に周りとの兼ね合いが大きいので。周りが良くないと良いボールも来ないのですが、8月は良いボールをもらうことができた。それが大きかったですね。とはいえ、周りが悪いときに点を取るのも実力だと思うので、そういう場面も増やしたいですけど、点を取れたことに関しては、とにかく周りに感謝です」
――8月は6試合で6得点の大活躍でした。試合開始すぐの得点も多かったと思います。何か理由はありますか?
「特別に集中して入ったということもなかったんですけどね(笑)。相手チームが少しフワリと入ったところを、うまく突くことができたのかもしれません」
――磐田戦(第26節・3○2)では、土居選手の得点を早い時間(開始4分)に演出しました。
「そうでしたね。あの場面はいろいろと選択肢を考えましたが、(土居)聖真が決めたのはチームとしても、彼にとっても、良かったと思います」
――今までも大会MVPや大会得点王など、数々の個人タイトルを獲ってきていますが、そういった賞を獲ることは大迫選手の中ではどういう意味を持っていますか?
「良いことですからうれしいですけど…まだまだ上がありますからね。そういったものをどんどん積み重ねていきたいという気持ちがあります」
――最終的にはバロンドール(世界年間最優秀選手賞)?
「いや、そこはちょっと…(苦笑)」
(鹿島担当 田中滋)
2013/10/02 12:06