26日の練習で、トニーニョ・セレーゾ監督は山村和也を中盤の底に据えた[4-1-4-1]をテストした。8月31日の第24節・柏戦でも、終盤に[4-1-4-1]にシステム変更して相手のサイド撃を封じたが、今回は3人のボランチでボールを保持することが狙い。安定してポゼッションすることで、リードを保ったまま試合を終わらせることを主眼としていた。
ただし、この日の鹿嶋は、海からの猛烈な風が吹き荒れる厳しい気候。ハイボールはことごとく風に戻されていたため、どこまでこのシステムが機能するかは正確に把握することは難しかった。それでも、キーポジションに入る山村は「あそこで出るのは多分、終わりのほうになると思うので、そのときにマークのズレとかを出さないようにできたらと思います」と、試合で使うことを想定し、それに備えていた。
鹿島の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(鹿島担当 田中滋)
2013/09/26 20:00