前節の松本戦を終えてバスで約7時間をかけて帰阪したG大阪。23日はG大阪アカデミーのジュニアを対象にしたサッカー教室に長谷川健太監督や選手たちがかり出され、各地のスクールから集まった1,000人を超える「金の卵」たちとの触れ合いの場がもたれた。
1時間半の指導を終えて、クラブハウスに戻ってきた選手たちの中でも特別にテンションが高かったのが宇佐美貴史だ。「あー、子供たちとの触れ合いは楽しかった」とややわざとらしげに大きな声を上げた背番号39だが、やはりこの男のガンバ愛は格別だ。スクールについて問われると、とたんに真剣な表情になって「僕も昔サッカー教室で教えてもらった経験があるし、そういうときの思い出は今でも残っている」。
小学校の高学年を相手に、自らドリブルなどを実演したという宇佐美は「この中から将来、僕のチームメートになってくれる子が出てくれたらいいなと思いながらやってました」と笑顔を見せていた。
G大阪の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(G大阪担当 下薗昌記)
2013/09/23 19:22