前節・熊本戦の29分、カウンターの展開から巻誠一郎のパスを受けた常盤聡がドリブルでボールを運び、ペナルティーエリア内で左足を一閃。グラウンダーのシュートが熊本ゴールに突き刺さった。
「シュートの前のボールタッチでニアにも蹴れて、相手DFの股の下からファーサイドへも打てるような角度をうまく作れた」と、常盤は自身の今季8点目のゴールを振り返った。
チームは幸先よく先手を奪ったものの、1-2の逆転負け。先制した試合で逆転負けを喫したのは今季初めてのことだ。J1昇格プレーオフ圏内ギリギリの6位・京都との勝ち点差は『9』へと広がった。
しかし、チームに下を向いている暇はない。「まだチャンスがある限り上を目指してやっていくだけ。次は上位の千葉(5位)が相手なので絶対に勝ちたい」。緑の背番号17は2試合連続ゴールを狙うとともに、終盤の猛反撃へ、千葉戦での勝ち点3奪取を誓った。
東京Vの選手名鑑(クラブ公式サイト)
(東京V担当 郡司聡)
2013/09/18 22:02