羽生直剛が状態を戻しつつある。1日のトレーニングマッチは45分間ピッチに立ち、4日のトレーニングでも問題なくプレー。シュート練習では左足ループなど、クリエイティブなフィニッシュを連発していた。城福浩監督も「リバウンドがない。順調に行けば選択肢に入ってくる」と7日の天皇杯2回戦・福島ユナイテッド戦の起用に前向きだ。
羽生は「(去年夏に)左足をオペしてからかばってプレーしてしまい、弱くなっているイメージがあった」と振り返る。しかし右足のもも裏を負傷していた間に「左足の強化もできて、バランスが良くなってきた」のだという。それが左足の巧みなシュートにつながっている。
欠場中に羽生が心がけたのはコミュニケーション。連敗中のチームを立て直すため、選手ミーティングを呼びかけ、主導したのだという。「9時からやるのは負担かもしれないけど、何かを変えていかなきゃという想いがあった」という羽生。連敗脱出後も週1のペースで選手間の話し合いは続いている。
甲府の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(甲府担当 大島和人)
2013/09/04 20:48