厳しい戦いが予想された前節の岐阜戦。試合を優位にする、貴重な先制ゴールを挙げたのは渡大生は試合後、三浦泰年前監督が口癖のように語っていた「現状維持は退化」という言葉を口にしていた。
「その言葉があったから、苦しいときも乗り越えられたのか?」という質問にも、「いや、自分はまだ2年目。経験もない。日々、練習からガムシャラに、そしてブレずにやって来ただけ。もちろんうまく行かないときは、気持ちの浮き沈みもあったけど、サッカーに対して真っ正面から取り組んだだけ。ゴールも、良いボールを上げてくれたイケさん(池元友樹)、それにみんなのおかげ」と感謝することを忘れていない。
5試合ぶりの先発で、ゴールという結果も残したが「初っ端から、出し惜しみせずに、やり切ろうとプレーしたけど、質には不満がある。もっと行く姿勢も見せないといけない。熊本戦も、一戦必勝の気持ちで挑む」と話した。
北九州の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(北九州担当 坂本真)
2013/08/23 22:40