8月7日からスペイン・バレンシアで行われていたアルクディア国際ユース大会に参戦していたU-19日本代表の中島翔哉と吉野恭平が23日に帰国した。
日本の10番を背負った中島はグループステージ第2戦・ベラルーシ戦で自ら獲得したPKを沈めて大会初得点を奪うと、続く第3戦のアルゼンチン戦でもゴールを決めている。中島は大会2得点と一定の成果を残したものの、本人は「ほかにもチャンスがあったし、ゴールまでの過程のプレーで納得がいかなかった」と振り返り、自身の結果に満足している様子はなかった。
その一方で、現地では世界の同年代のプレーヤーから刺激を受けたようで、「彼らはサッカーに対する考え方が大人で、試合の流れをつかむ力を持っている」とコメント。
今後については「アヤックスでの短期留学やU-17W杯、そしてこの大会で経験したことの感覚や感触などを言葉で表現するのは難しいから、ヴェルディというチームの中で、プレーで表現していく」と話した。
(東京V担当 郡司聡)
2013/08/24 22:41