[川崎F]1カ月前まで同僚だったFWパトリックと対戦へ

　今節・甲府戦は約1カ月前までともにプレーしていたパトリックとの再会戦である。川崎Fではなかなかチームのパスサッカーに馴染めず、出番も少なかったが、選手たちは“甲府の”パトリックを警戒している。

「スカウティングの映像を見たけど、イキイキしていた」と田中裕介が話せば、登里享平も「クロスに対してどんどん飛び込んでくる。顔も怖いし（笑）、ディフェンスからすれば嫌なプレーだと思う」と語っていた。「相手も困ったらパト（パトリック）の高さに頼ってくると思う。ああいうサッカーのほうが合うと思う」（中村憲剛）。

　川崎F在籍時のパトリックの得点パターンや好機を振り返ると、そのほとんどがクロスからヘディングだった。甲府ではよりその特長を前面に押し出せる環境にあるだけに、古巣戦で十八番の一撃をさく裂させないよう、川崎F守備陣は細心の注意が必要になる。

川崎Fの選手名鑑（クラブ公式サイト）

（川崎F担当西川結城）

2013/08/15 19:30