1日、神戸は紅白戦を中心にトレーニングを実施した。ゲーム中には安達亮監督が何度もストップをかけながら指示を飛ばし、そこかしこでは選手同士が話し合う姿が見られた。
第27節・栃木戦へ向け、チーム力アップに余念はない。ただ、チームが内容を高めるアプローチを行うのは、ひとえに勝ち点3を奪うためだ。
田代有三は話している。「内容は良くしないといけないですけど、いま1位のG大阪もずっと内容が良いわけじゃない。内容が良くてもそれで緩んでしまうこともあるし、緊張感のある中でやっていければいい。次の試合は内容が良くても悪くても、勝ち点3が取れれば何の問題もない。勝ち点3がすべてですから」。
J1昇格への残り試合は確実に減っている。神戸が何のために戦うのかをにじませながら、田代は強い調子で言い切った。「前回の栃木戦は絶不調だった。リベンジですね」。背番号11は週末を見据えた。
神戸の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(神戸担当 小野慶太)
2013/08/01 23:07