岩下敬輔の負傷離脱もあって、8月も最終ラインの軸となることが期待される丹羽大輝。「前節は失点に絡んだ。その分ばん回したい」と意気込みを見せる背番号5が今節の岡山戦に向けてひと際モチベーションを高めるのがG大阪ユースの後輩に当たる植田龍仁朗との対戦だ。
「ユース時代にもトップに上がってからも一緒にプレーしたことはある」(丹羽)。学年では丹羽が一つ上だが、トップ昇格後も同じCBでトップでの出場機会を求めて汗を流した間柄。今オフにもともに食事をしたという丹羽はセットプレー時の植田の高さを警戒する。
G大阪と言えば、第23節の千葉戦でも山口智や大塚翔平に「ご恩返し弾」を食らったようにかつて所属した選手にゴールを喫することが多いチームでもある。丹羽は「それだけガンバを離れた選手は強い気持ちで挑んでくるという証明。龍にはやらせたくない」と空中戦での必勝を誓っていた。
G大阪の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(G大阪担当 下薗昌記)
2013/08/01 08:00