右ひざ内側側副じん帯損傷で4月中旬から離脱していた菅沼実が2日から全体練習に合流している。
2日、3日と2日連続でフルメニューを消化し、“完全復活”をアピール。「やっと戻って来れた。サッカーが楽しいし、あらためて好きなんだなと思った」と充実感をにじませた。
いいコンディションを維持し、途中出場で出番をつかみ始めた矢先の大けがだった。そのぶん、悔しさも大きかったが、それをバネにできる“反骨心”こそが背番号15の真骨頂。「絶対にパワーアップして帰って来る」という強い覚悟が長いリハビリ生活を支えた。
全体練習に合流できたうれしさはすぐに悔しさに変わった。「まだまだイメージどおりにプレーできていない。もっともっと鍛え直して試合で暴れたい」。ブランクの長さを踏まえれば、6日のC大阪戦の出場は難しい。それでも“不屈のメンタリティー”は磐田の追い風になる。
磐田の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(磐田担当 南間健治)
2013/07/04 08:00