長い離脱期間を経て復帰した山田直輝は、北海道キャンプについて「キツかったけど、充実感を持ったキツさだったし、サッカーでの筋肉痛が気持ち良かった」と振り返り、サッカーができる喜びを噛みしめていた。
北海道教育大岩見沢校との練習試合では約1年2カ月ぶりに実戦復帰したのみならず、約20分のプレーながらゴールも決め、「合宿では練習試合に出るというのが一番の目標だったけど、出るからにはゴールを決めたいと思っていたし、2つの目標を達成できてよかった」と喜んでいた。
公式戦の復帰まではまだ一歩ずつ、といった格好の山田直だが、15日に駒場スタジアムで行われる湘南との練習試合も「出ることを第一に、得点もできたらいい」と意気込んでいる。そして「駒場はずっと見て育ってきたスタジアムなので、さいたまでの復活戦にできれば」と話し、浦和のサポーターの前でプレーすることを心待ちにしている様子だった。
(浦和担当 菊地正典)
2013/06/14 18:30