ベトナム遠征を行っていた鹿島は4日、ハノイ・ミーディンスタジアムにて、U-23ベトナム代表と親善試合を行った。
試合はFKから先制を許すも、52分に大迫勇也、61分に中村充孝が得点を記録。終盤にミスから追い付かれて2-2で試合を終えた。試合後、会場に集った約1万人の観衆からは両チームへ向けて大きな拍手が送られた。
「勝ち切れなかったことについては本当に残念」(山村和也)、「勝たないといけない試合だった」(中村)と結果には悔いが残ったが、「日本に戻った後もこの経験は生きてくる」と若手主体のチームでゲームキャプテンを務めた大迫は手ごたえを語った。
また、この試合でトニーニョ・セレーゾ監督に代わって指揮を執った石井正忠コーチは「選手は現時点での100%を発揮してくれた」とコメント。チームは3日間のベトナム遠征を終え、5日早朝に日本へと帰国した。
(鹿島担当 倉橋捺稀)
2013/06/05 20:00