17日の練習の終盤、船山祐二と尾亦弘友希がFKの練習をしていると、そこにマリヤン・プシュニク監督も参戦。現役時代、左のウインガーだったというプシュニク監督は、現役の二人顔負け、いや、それ以上の鮮やかな弾道のFKを突き刺した。
その後はペナルティエリアのライン上から壁を置かずに水谷雄一、神山竜一、笠川永太のGK3人を相手に対決。1人に対して5本を蹴り、合計15本中7本をプシュニク監督が決めれば勝ちというルールで行われた。
するとプシュニク監督は、水谷から3点、神山から2点、笠川からも2点を奪い、鮮やかに勝利。しかも、15本蹴って枠外は1本も無いという見事な精度だった。
それもあってかこの日の取材前には記者に自ら歩み寄り、
『若くて左利きの良い選手がいたでしょう?彼を獲得するように神野さん(神野強化部長)に推薦しておいてください。そうすればセットプレーからの得点も増えると思います』
と自画自賛でご機嫌な様子だった。
(福岡担当 杉山文宣)
2013/05/17 19:48