今節・長崎戦に向けての取材中、大木武監督の口から神崎大輔の名前が出てきた。
大木監督が甲府を指揮していた2007年に、神崎は福岡教育大から甲府に加入。「最初は練習生だったんだよ。“(獲得するか)どうしようかな”って感じだったんだけど、うまいし、可能性はあるなと思って」(大木監督)という指揮官の意向もあり入団が決まった。
ただ、その年に大木監督は甲府を退団。神崎選手もその翌年に長崎へ移籍することになる。当時の印象を尋ねてみると「あいつはサッカーが好きだね。もう何年も経つし、今はどうか分からないから“好きだった”かもしれないけど(笑)」と冗談交じりに神崎選手のサッカーへの向き合い方を話してくれた。
長崎の得点源である水永翔馬や佐藤洸一はもちろん、3試合連続で2シャドーの一角を務めるかつての部下を抑えることが、今季2度目の連勝への布石となる。
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/05/17 19:34