今季FC東京の監督就任する以前から、マッシモ・フィッカデンティ監督は日本好きだった。来日回数はすでに30回を超えていたそうで、いざ実際に日本に住んでみても、大きなカルチャーショックや驚きはなかったそうだ。
日本の蒸し暑い夏にも慣れた様子。「サッカーをするには大変だけど、これも想定内だったよ」と余裕の表情。今年初めのころに比べ、どんどん痩せてダンディさを増していることには、「この暑さが痩せさせてくれているかもしれないね(笑)」と話した。
徐々に痩せていったもう一つの理由、それは和食にある。大の和食好きであることは、さまざまなメディアですでに紹介されているが、「本当に1週間のほとんどで和食を食べている。イタリア料理はいまはあまり食べない。毎日チーズを食べないから太らないのかも(笑)」、とまさかの“イタメシ(イタリア料理の略語)離れ”の日々だという。
さらに監督は続ける。「チーズの代わりに納豆をいつも食べているよ。この健康は納豆のおかげ。こんなに食べているのだがら、納豆の会社からCMのオファーが来てもいいぐらい(笑)」。
酷暑の夏でも、フィッカデンティ監督は日本の食と文化を楽しんでいるようだった。
(FC東京担当 西川結城)
2014/08/12 21:02