前節の京都戦で待望のプロ初ゴールを決めた大森晃太郎。試合直後には興奮気味に「点の取り方が分かった。ゴールにパスをすればいいんだ」と宇佐美貴史に語っていた背番号19だったが、チームは大森の喜びに対してシビアだった。
今節の山形戦に向けて始動した13日の練習前のミーティング。勝敗に関わらず前節を試合の映像とともに振り返るのは長谷川ガンバの日常だが、大森の得点の場面も映像で流されたと言う。
1対1の場面で相手GKにあわや防がれるという危ういシュートだっただけに長谷川健太監督は「(みんなから)失笑が起きてました」。
そんな指揮官のキツい一言に大森は「監督が一番悪意があった(笑)。振り返りの映像には僕のガッツポーズの部分まで含めていたので」と照れ笑い。1対1になった瞬間からの記憶がないというほど緊張していた大森だが、初ゴールの重圧から解放されただけにこれからは、やや落ち着いてシュートが放てるかも。
G大阪の選手名鑑(クラブ公式サイト)
(G大阪担当 下薗昌記)
2013/11/14 09:31