重松健太郎の準備は整ったか。けがの影響によりチーム始動から出遅れてスタートしたが、第2節で途中出場を果たすと、第3、4節では先発に顔を連ねた。しかし、完全復帰も近いと思われた矢先に古傷の左ひざが音を上げて再び離脱。
ただ、早く実戦復帰したい気持ちと、けがへの不安を抱えつつも黙々と練習メニューをこなし、この1週間でコンディションもグンと向上。22日に行われたFC今治との練習試合では鮮やかなゴールも決めた。
重松は「(練習試合での)ゴールは自分の強みになる。フルで出られたのも良かった。キレも良くなっている」とひとまず安堵の気持ちを持ちながらも、「自分は結果を出しに(愛媛に)やってきた」とハングリーさも見せ、「けがをしているときでも声をかけて応援してくれた人たちのためにも」と巻き返しを誓う。
石丸清隆監督も「前回復帰したときよりも良い」と太鼓判を押すなど、今節の長崎戦での復帰を匂わせている。
(愛媛担当 松本隆志)
2013/04/27 19:24