神戸は25日の練習の紅白戦で、Bチームが岡山を想定した[3-4-2-1]の布陣を組んだ。3バックの中央を担ったボランチの三原雅俊は「めちゃくちゃでした」と、そのプレーを振り返ったが、難しいライン統率を見事にこなした。
そんな三原は今季、脱臼癖のあった右肩の手術で大きく出遅れ。「左足でシュートを打つとき右肩を上げるだけで外れてたし、試合でも気付かれないところで3試合に1回くらいは」と苦笑いで話した。「最初は高校のとき。次の日にテーピングで固定して普通にプレー。怪我はちゃんと治しとかないとダメですね」と、ファニーな横顔をのぞかせた。
22日の阪南大との練習試合で今季初のフル出場、「一回しんどいのを味わった」と収穫を口にする。橋本が合流し、エステバンの復帰も近づく。ボランチのレギュラー争いは待ったなしの状況だが、「年に何回かチャンスはある」。三原は“準備”を強調した。
(神戸担当 小野慶太)
2013/04/25 21:14