今季2度目の0-0でしたが、前回の徳島戦とはまた意味合いが異なる0-0だったと思います。徳島戦に関しては、遠藤選手がPKを外してしまい負傷交代をしてしまったという不運なことにも加え、内容的にも褒められたものでは、ありませんでした。ですが、今回に関しては次につながるドローだったと言って構わないでしょう。
古林・高山両選手の上下動の激しさは毎度のことながら、特にこの日輝いていたのは下村選手ですね。古巣相手の対戦とあって今日はかなり気合が入っていた模様。負傷離脱をしている時期には「毎回ここ(馬入)に来て走って筋トレをして・・・自分は何をしているんだろうか、と思う日々」と語り、この週の練習取材では「まだ何もチームに貢献できてない」と言っていて、かなり悔しい思いで今期を過ごしているのだな、と感じたものです。アウェイの水戸戦で先発出場をした際も思うようなプレーができず、大分戦では出場機会はありませんでした。そして迎えた今節の古巣対決、「守備で貢献したい」と本人が言っていたように、セカンドボールの対応や空中戦で強さを発揮。間違いなく今季一番の出来だったでしょう。
試合後には「いい部分は維持しつつ、できなかった部分を次にはできるように」と既に次節へ向けての切り替えは完了しています。次節の北九州戦はアウェイで苦杯をなめました。
目指すはホームでしっかりたたいて勝点3を取ることのみ!
(湘南担当 竹中玲央奈)
2012/07/25 17:00