毎週火曜23時よりNHK総合で全国放送されている、オードリーが司会を務める「100カメ」。気になる場所に100台の固定カメラを設置して人々の生態を観察するドキュメンタリー番組で、川崎Fのホームゲームが舞台となった。クラブスタッフ、サポーター、選手……。日本代表・森保一監督も視察に訪れた3月4日開催の湘南戦での、試合前後の姿が浮き彫りになる!これまでカメラが踏み入れなかった場所での撮影で、思わぬ実像が見えてくる──。
22年9月に川崎Fへ対して番組側から話があり、放送の実現まで約8カ月。NHKの担当ディレクターは沖縄キャンプやクラブ事務所、試合会場に何度も訪れてスタッフを説得したといい、最終的にクラブは「フロンターレの事業のPRやサッカークラブの仕事について多くの方に理解してもらえる良い機会と判断」して実現に至った。カメラ100台、撮影時間は合計1600時間! 主要なスタッフや関係者が小型マイクを装着するなど徹底され、映像確認には2カ月以上を擁したという。
クラブに関わるあらゆる人間が協力して作り上げる等々力陸上競技場の雰囲気を、余すことなく映し出した。これまで「救急病院」「少年ジャンプ編集部」「Twitter社」「オールナイトニッポン」などにカメラが入ってきたが、プロスポーツクラブは初。オードリーの二人も「おじさんになると選手だけじゃなくて運営のほうが気になるよね」と話していたとか。放送日時は30日(火)23時~23時29分。「100カメ 川崎フロンターレ」をお楽しみに。
なお、◇配信サービス「NHKプラス」でも配信される。https://plus.nhk.jp/watch/st/g1_2023053030253
※配信期限:5月30日(火)午後11:00~6月6日(火)午後11:28 まで。
(BLOGOLA編集部)
2023/05/29 23:15