2日間にわたって開催される2019JPFAトライアウトが、フクダ電子アリーナで初日を迎えた。1日目の16日は、59名が参加。最年長は元日本代表FW我那覇和樹の39歳2カ月20日。その我那覇は11対11のゲームではFWとして1本目の30分間に出場し、ボールに触る機会が少なく、見せ場はなかったが、「必要とされるチームでやりたい」と40歳を超えての現役続行に意欲を見せた。
また自身初となる契約満了を告げられた金沢の清原翔平は、右サイドハーフとして、計60分のゲームに“フル出場”。「ゴールに直結するプレーが一番アピールしやすい」と意気込み、1本目ではボックス内に進入し、見せ場を作りかけたが、ハンドの判定でチャンスは演出できず。トライアウト後の本人は「やり切った」と振り返り、「失うものはないし、あとは吉報を待つだけ」と新天地が決まることを切に願った。
なお、午後のゲームでは30分間の出場ながらも、存在感を発揮したのが熊本の原一樹。サイドからの難しいクロスをヘディングでゴールに沈め、“決め切る力”を誇示。今後については「子どもが2人いるので、家族を養えて、好きなサッカーをできるならば、カテゴリーにはこだわらない」と話した。
写真:郡司聡
(町田担当 郡司聡)
2019/12/16 17:53