ACL第4節・水原三星戦を翌日に控えた柏は8日、日立柏サッカー場で公式会見・練習を実施した。ここまで3戦全勝の柏は冒頭15分、対する2分1敗の水原は冒頭30分のみの公開で、残りの練習時間を非公開にするなど、両者とも“厳戒態勢”の下、最終調整を終えた。
ホームの柏は近藤直也の出場停止によって、最終ラインの再編成を余儀なくされるが、公式会見に出席したGK菅野孝憲は「昨年も一昨年もこういう状況は何試合もあった。誰が出ても遜色ないレベルの選手がそろっている」と話し、周囲の不安を一蹴した。
アウェイの水原に所属する元川崎Fのチョン・テセは、09年12月5日以来(J1第34節・柏vs川崎F)、「思い出深い」日立台のピッチに立つ。「日本を離れた後の2年半で挫折も味わった。短所を修正して、周りを生かし、周りに生かされるプレーを身に付けた。精神的にも成長した姿を見せたい」とテセ。久しぶりの日本でのプレーを心待ちにしていた。
(柏担当 郡司聡)
2013/04/08 20:43