8日に東城陽サンガタウンで行われた関西ステップアップリーグのG大阪戦は2-3で敗れた。互いにサブメンバー中心のメンバー構成だった試合はG大阪に先制点を奪われるも、京都も直後に右サイド深くへ侵入した駒井善成の折り返しを中山博貴が押し込んで1-1で折り返す。後半は立て続けに2失点を許し、終了間際に原川力がミドルシュートを叩き込んだが、そこで試合終了。90分を通じて「ファーストプレスがかからず、中途半端な守備になってしまった」(カン・ソンホ)ことで、G大阪に多くの決定機を与えてしまった。
一方で京都もチャンスは作っており、シュート数では相手の10本を上回る14本を記録。チャンスメークやシュート精度の差がスコアに現れたと言える。そんななか、中村祐哉が実戦復帰して30分間プレー。原川も先週に続いて攻撃面で好印象を残すなど、強敵を相手に控え選手の突き上げが感じられた一戦だった。
(京都担当 雨堤俊祐)
2013/04/08 20:13