明治安田J1とJ2の開幕から2週間、いよいよ明治安田J3が3月9日より各地でスタート。悲願のJ2昇格を目指すAC長野パルセイロは、えがお健康スタジアムにてロアッソ熊本との開幕戦に臨み、2-2で引き分けた。
試合の行われた10日には、市内の映画館「長野グランドシネマズ」にて初めての試みとなるパブリックビューイングが実施された。館内には約130名の長野サポーターが駆け付け、難しい遠距離アウェイでの一戦に挑む選手たちに声援を送った。
試合は激しい雨が降る中での消耗戦となったが、後半開始直後の51分にMF東浩史の先制点が飛び出す。これにより主導権を掴んだ長野だったが、80分以降に大きく試合が動く。86分に新加入のMF山田陸がゴールネットを揺らしたものの、81分と88分に熊本FWの原一樹に得点を許してしまい、そのまま2-2で試合終了。それでも退場者を出すなど苦しいなかで得た勝点1には大きな価値があり、次節以降の戦いに手ごたえを感じたことは間違いない。館内のサポーターも一様に満足げで、翌週に行われるホーム開幕戦が待ちきれない様子だった。
またパブリックビューイングの前にはDF西口諒とGK立川小太郎が記者会見&トークショーに参加し、キャンプの動向やチームの現状、今シーズンへの意気込みなどについて語った。
長野のホーム開幕戦は3月17日(日)の13時よりキックオフ。JFLからの昇格チームであるヴァンラーレ八戸を長野Uスタジアムに迎える。
文・多岐 太宿 写真・©2008 PARCEIRO
(BLOGOLA編集部)
2019/03/13 17:31