3月17日に北九州とのホーム開幕戦(13時、とりぎんバードスタジアム)を迎える鳥取が、14日に記者会見を実施。髙木理己監督と、2年連続で主将を任されているFWフェルナンジーニョが出席し、意気込みを語った。
今季から指揮を執る髙木監督は、YS横浜をアウェイで4-3と下した開幕戦を受けてのホームゲームに向けて、「さらに加速して、躍動する選手の姿を見せられるように、良い準備をして臨みたい」と意欲十分。開幕戦は負傷の影響でベンチ外だったFWフェルナンジーニョは「とにかく試合に勝つことが大切。開幕戦はとても大事で、勝ててよかった」と語っている。
2011年にJ2に昇格したものの、13年を最後に降格した鳥取にとって、J2復帰は長年の悲願。久しぶりに昇格争いに絡んだ昨季も3位に終わり、J3での戦いも今季が6年目になる。J2復帰への思いについて、高木監督は「あらためて言うことでもなく、このクラブと、この選手たちで勝ちたい、勝ち続けたい。それだけです」ときっぱり。フェルナンジーニョは「J2に昇格するためには、全員が毎日の練習から高いモチベーションで臨み、昇格をイメージすることが大切。J2昇格を実現して、サポーターの皆さんと喜び合うことをイメージしている」と力強く語った。
鳥取は、このホーム開幕戦と、3月31日13時からチュウブYAJINスタジアムで行なわれる第4節・富山戦の2試合を『W開幕』と位置づけ、2試合で1万人の動員を目指している。ハッシュタグ『#オールガイナーレ』を使ったSNSでの告知活動を続けており、チームが快勝で期待に応え、J2昇格に向けてスタートダッシュに成功できるか注目される。
(鳥取担当 石倉利英)
2019/03/14 17:21