24日に幕を切って下ろされる2019シーズン。愛媛はJ2第1節・千葉戦を前に、松山市内で愛媛FC 2019シーズン開幕前記者会見を行った。
会見に臨んだのは川井健太監督のほか、西田剛、岡本昌弘、前野貴徳、山瀬功治、神谷優太、下川陽太の6選手。全選手が真新しい今季ユニフォームを着用し、開幕戦へ向けての強い意気込みを語った。
冒頭、川井監督は「(開幕戦は)『42』試合のうちの『1』だけど、その『1』の部分をそのあとの試合へのいいきっかけとしてつなげられるようにしたい」とその重要性を説く。それと同時に、「開幕戦は特に、みなさんに期待してもらっている。結果と内容にこだわってやっていきたい」と周囲の期待をピッチで恩返しすることを誓った。
この日、対戦相手の千葉関係者は出席できなかったが、フアン・エスナイデル監督、佐藤勇人主将から開幕戦に向けてのビデオメッセージが紹介された。そこで佐藤勇が「(千葉が古巣の)岡本選手は愛媛にいってから大活躍しているけど、彼の守るゴールネットを揺らすことで勝ちにつながる。そこはどん欲にチームとして狙っていきたい」と元チームメートにもライバル心を燃やすと、愛媛・岡本も「(千葉との開幕戦は)個人としても楽しみ。絶対に倒したい」と17年間プレーした古巣に対しても容赦はしない構えをとるなど、試合前から火花が散った。
開幕独特の緊張感とともに、監督、選手それぞれの言葉が新シーズンへの期待感をさらに大きなものにさせたようだ。
写真:松本隆志
(愛媛担当 松本隆志)
2019/02/21 19:42