町田は19日、市内のホテルで2019シーズン新体制発表会を実施した。新体制発表会には相馬直樹監督や9名の新加入選手、そして期限付き移籍から完全移籍への移行や期限付き移籍期間を延長して残留した3選手(酒井隆介、下坂晃城、山内寛史)が参加した。
登壇した選手たちが思い思いに新天地での決意を語る中、横浜FMから完全移籍で加入した富樫敬真は、「自分のストロングポイントはハードワークだと思っていたのですが、始動から1週間が経ってみんながハードワークできるので、どうしようかと困っています」と話し、場内のサポーターから笑いを誘っていた。
なお、19シーズンのクラブスローガンは『+1(プラスワン)すべては掴み取るために』。19年のクラブは新練習場の環境整備やスタジアム基準の緩和により、努力次第ではJ1ライセンスを取得できる環境にある。そのため、夢の“J1を掴み取る”という思いが反映されたスローガンとなった。
新体制発表会の最後に挨拶した相馬直樹監督は「昨年の最後に野津田で味わった何とも言えない悔しさが今季の原動力になると信じています。J1昇格を掴み取るために、新たな覚悟で臨みます」とコメント。「名実ともにJ1昇格を目指すシーズン」(唐井直GM)にかける思いが凝縮された新体制発表会となった。
写真:郡司 聡
(町田担当 郡司聡)
2019/01/19 18:54