山口の練習拠点、県立おのだサッカー交流公園で11月30日、ファン・サポーター約150人が見守る中で今季最後の全体練習が行われた。
この日はリラックスした雰囲気で体を動かしたあと、前後半20分ずつの紅白戦を実施。公式戦さながらに両チームが一列に並び、握手を交わしてからキックオフ。ゲームは白熱した点の取り合いの末、5対4で終わった。
高木大輔は「昨日までは『みんなで最後は楽しく』と聞いていたけど、楽しみ方が違ってビックリした。勝負にこだわるということで、僕のチームは負けちゃいましたけど……。でも、最後に面白い試合を見てもらえたかな」と笑顔を見せる。
練習を終えた選手たちは一列に並ぶと、最後まで見届けてくれたサポーターに向かって「ありがとうございました」と一礼し、最後は円陣を組んで「一丁締め」で締めくくった。
練習後、全員で1年間利用したクラブハウスの大掃除を行い、高井和馬が玄関周辺をほうきで掃いたり、楠本卓海がドア枠を拭いたりする姿が見られた。来季もオフ明けから気持ちよく練習に取り組めそうだ。
写真:松原純
(山口担当 松原純)
2018/11/30 20:16